『エメラルド島の伝承』
わしもよー覚えとらんのじゃが、遥かな昔、神々の間で大きな戦いが数万年も続いたらしいのじゃ。
その最中、不幸にも互いに敵対する種族の男女の神が見初めおうた。 海の神ホーリーと山の神シャヒードは、戦いで混沌とした大陸を避け、地球の最果てに安住の地を求めたんじゃ。ホーリーの船で2人は行く年も理想郷を探し求めた。ある日大きな海流をいくつも超えたところに、深く立ちこめる霧の固まりを見つけたんじゃ。船はその霧に吸い込まれるようにして入った。霧の中を数ヶ月もさまよったが、やがて霧の固まりを抜けたところに輝く宝石のような島を見つけたんじゃ。エメラルド色に輝く海と、山々。2人はここに碇を下ろし、伴に生活する事にしたんじゃ。
まずはじめに、戦いの余波と恐ろしい文明から島を護るため2人は島に強い結界をはった。それから山の神と海の神はこの孤島を豊かで平和な土地にする為に持てる限りの力を使ったのじゃ。そのおかげで今のエメラルド島があるのじゃ。やがで海の神ホーリーは海に身を沈め、山の神シャヒードはモロゾン山にお隠れあそばした。死してなをこの島を護ってくれておるのじゃ。エメラルド島が大陸に発見されないのもそのおかげだともいわれておるんじゃ。
ちなみに現在のこの島の王「ホーリー家」は、その神々の末裔なんじゃよ。
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